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使える!?英語コラム

  • 秋に関連する英語表現

    朝晩に心地よい風を感じるようになると、そろそろ秋が近づいてきているのだとホッとする人もいるでしょう。日本は特に四季がはっきりとしているため、日本人は四季を感じ取ったり愛したりする気持ちが強いようです。でも、世界各国にも季節があり、それを愛でる気持ちもあります。今回は秋を感じさせる時に使われる英語表現をご紹介します。

    ■秋
    「秋」を英語で、と言われて最初に思い浮かぶのはfall? それともautumn? どちらも正解です。その違いを説明するなら、主にアメリカ系ではfall、イギリス系ではautumnを使うというところにありますが、今ではどちらの単語も同じように使われています。

    ただ、autumnには若干の文語的な使い方が残っていて、例えば、We are now in the autumn of our life.は「私たちは今、人生の成熟期の真っただ中です」と訳すことができ、the autumnは「成熟期・初老期」という「人生における秋」の意味で使われています。

    ■秋が深まる
    残暑の残る秋が過ぎて秋真っ只中になると、日本では「秋が深まってきましたね」といった挨拶を耳にします。これは日本独特の情緒ある表現だと思いがちですが、実は英語にもそっくりな表現があります。それが、as fall deepens「秋が深まるにつれ」です。Deepen[díːp(ə)n]はdeep「深い」の仲間で「~を深くする・~を深める・~が濃くなる」といった意味を持つ英単語です。

    ただ、この表現は少々堅苦しく古い表現なので、古い小説や詩では使われても日常会話で耳にすることはあまりありません。そこで、代わりに使われるのが、Fall is in full swing.「秋真っ盛り・秋が深まる」という表現です。これは秋の部分を「春」springなどほかの四季に変えても使用可能な表現なので覚えておくとよいでしょう。 

    ■紅葉
    秋に木々の葉が色を変えていく様子を「紅葉」と呼びます。日本の紅葉があれほど美しいのは、紅葉する木の種類も数も多く、それが広大というよりは限定された景観の中にギュッと押し込まれているから。まさに錦の帯のようですね。でも紅葉は世界中で起こっている自然現象なので、当然英語でも表現できます。

    紅葉した葉のことはautumn foliage[fóʊliɪdʒ]といい、We love to see the autumn foliage.「紅葉を見るのが大好きです」などと使うことができます。また、紅葉の様子を表現する英語はほかにもあり、The leaves have turned red and yellow.のように葉の色の変化をストレートに英語にすることで、「葉が紅葉しました」と訳せる英文も使われます。

    ■紅葉狩り
    秋のお出かけの楽しみの一つが紅葉狩り。この紅葉狩りもまた、実は英語できっちりと表現できます。leaf peepingは比較的新しい表現ですが、近年アメリカやイギリス、ヨーロッパなどで秋の旅行の目的にこのleaf peepingをあげる人が増えています。peep[píːp]は「覗き見る」という意味を持つ英単語。紅葉の場合、覗き見るわけではありませんがカジュアルな表現として定着しています。

    またこの紅葉狩りをしに行く人たちのことを表現する言葉もあり、それはleaf peeperと言います。We will go to Canada for leaf peeping.「私たちは紅葉を見にカナダへ行く予定です」と使うことができます。

    夏の暑さに疲れてホッとする秋、やがて訪れる寒さにため息がでる秋。どちらにしても真っ先にその訪れを教えてくれるのが紅葉でしょう。日本で紅葉を愛でるように、世界各地の四季がある地域でもまた紅葉を見て楽しむ習慣があるという事実は、ちょっと驚きのような、それでいて当然のような気分にさせてくれます。秋の海外旅行をお考えなら、「紅葉狩り」leaf peepingを計画してみてはいかがでしょう

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