COLUMN 英語コラム

「夏の体調不良」にまつわる英語表現

夏になると気温がぐんぐんと上がり、厳しい暑さをもたらします。そして、あまりの暑さから体調を崩してしまうこともあります。そこで今回は、夏の暑い時期に起こりがちな体調不良を表現する英語をご紹介します。

■summer cold「夏風邪」
夏でも冬でも、風邪は風邪。でも、夏の風邪は一度ひくと治りにくいといわれ、完治までに手こずりますね。夏風邪を厄介なものとしてこのように特別扱いするのは日本だけではありません。欧米でも、summer cold「夏の風邪」と呼んで、同じように治りにくいものとして嫌います。I got summer cold last week and took 1 week to recover.「先週、夏風邪をひいて治るのに1週間かかりました」なんてこともあります。

■heat stroke「熱中症・熱射病」
日本語では「熱中症」と「熱射病」はそれぞれ言葉がありますが、英語ではheat strokeと同じ表現を使うのが一般的です。Heat strokeは「暑さにやられた」といったイメージ。気温的な暑さであろうと、陽射しの暑さであろうと、暑さには変わりないといわれればその通り。猛暑が予想される日の天気予報では、Please drink enough water and stay inside to prevent heat stroke.「熱中症(熱射病)を防ぐため、十分に水分補給をし、室内で過ごしましょう」などとアナウンスされることもあります。

■dehydration[dìːhɑidréiʃən]「脱水状態」
オールシーズン起こりうる症状ではありますが、特に夏に頻発する「脱水症状」。運動する人などは特に要注意ですね。汗としてでも蒸発でも、体から水分が出ていけば、その分を補充しないと脱水症状を起こしてしまいます。Dehydration would cause heat stroke.「脱水症状は熱中症(熱射病)を引き起こすかもしれません」。常に十分な水分補給を心がけましょう。

■cooling disease「冷房病」
今ではなくては生活できないくらい、必需品になったエアコンなどの冷房機器。おかげで、室内であればとても過ごしやすくなった一方で、新しい夏の病気も生まれました。それが「冷房病」です。英語でもcooling diseaseと呼び、立派な病気扱いです。Cooling disease is a sickness caused by air conditioning.「冷房病はエアコンによる冷えすぎが引き起こす病気です」。冷房病を防ぐためにも、省エネのためにも、温度設定には注意しましょう。

このほか、季節にかかわらず使える「冷え」ならcoldを、手足などが冷えてつらい「冷え性」なら、sensitivity to coldと表現できます。

日本の厳しい夏は、通りすぎればあっという間です。水分補給やエアコンの温度設定などで体調管理を十分に行い、健康的に乗り切りたいですね。