COLUMN 英語コラム

「消費期限」や「賞味期限」の英語表現

2018.10.12

身の回りにある食品や化粧品、薬など、各製品には「消費期限」や「賞味期限」があります。安全に製品を使用したり、美味しく食べるためには、この期限をチェックしておく必要があります。近年は、海外からの輸入品も身近になりました。そこで今回は、消費期限や賞味期限の英語表現についてご紹介します。

■Use before / Use by
どちらも消費期限を現す英語です。日本で売られている製品でも使われていることがあるので、見かけたことがあるという人も多いと思います。「消費期限」とは、メーカーなどが設定している環境や状況下で保存した上で、品質劣化の心配がない期限をいいます。

beforeやbyの後には日付が入ります。Use before 20181101とあれば、「2018年11月1日までは品質を保証します」というメッセージ。日付の部分の記載にはバリエーションがあり、20181101のほか、181101、11012018、2018NOV01など、表現方法が違ったり年月日の順番が違ったりするので、見間違いしないように注意が必要ですね。この表現は、食品以外の製品によく使われるという特徴もあります。

■Best before / Best by
bestが使われている場合は、消費よりも賞味の意味合いが強い期限を意味しています。Best before 20181101なら、「2018年11月1日までは安心してお使いください」という意味。ところで、消費と賞味はここでどんな意味の違いを持っているのでしょうか?

use beforeは「期限までに使い(食べ)切って、それ以降は使わ(食べ)ないで」という意味合いが強くなりますが、best beforeだと、「期限までに使っ(食べ)たほうがいいでしょう」という少し緩やかな表現になります。後者は、良い状態で使え(食べられ)るおすすめの期限といった感じですね。

■Expiration date / Expiry date
expire[ikspáiər]は、「期限が切れる」という意味を持つ英単語で、動詞です。expiration[ikspəréiʃən]は名詞で「(期限の)満了・終了」を、expiry[ikspáiəri]は名詞または形容詞で、expirationとほぼ同じ意味です。Expiration dateとExpiry date はどちらも、「使用期限」を表しています。

This item expires next month.「この商品は来月で期限切れです」といわれたら、それ以降は使用しないのが原則。Use BeforeやBest beforeよりも、より厳しい有効期限を示すのに使われ、薬品などの表示として見かけることが多いでしょう。

製品によっては、見た目では変化を読み取ることができないものや、腐ったり傷んだりするように思えないものもあります。それでも、メーカーは「この期間に使うのがベストです」という表示をつけています。これを守ることは製品の効果や美味しさを十分に受け取るための条件となります。購入する時はもちろん、購入した後も定期的に消費期限や賞味期限、有効期限をチェックしたいですね。