COLUMN 英語コラム

掃除に関する英語表現

2019.09.11

日本と外国では、部屋をどの程度きれいにするか認識が異なっていたり、掃除に対する姿勢や意識に多少違いがあったりします。しかし、日常生活において部屋の中や身の回りの掃除が必要なのは同じです。そこで、今回は掃除に関する英語表現をいくつかご紹介します。

■clean
掃除にもいろいろありますが、もっとも手軽にそして広く「掃除をする」という意味を表現する時に使えるのが、このcleanという英単語です。I ask the house keeper to clean my room once a week.「私は週に1回、家政婦に部屋の掃除を頼みます」という場合のcleanは、汚れた部分だけの掃除や定期的な掃除など、日常的なレベルの掃除動作を指すことが多いでしょう。

■clean up
He cleaned his room.と He cleaned up his room.の違いは、前者が「いつも通りの簡単な掃除」という感覚なのに対して、後者は「隅々まできっちりと掃除をした」という感覚になります。例えば、He cleaned up his room before his girlfriend came.なら、「彼はガールフレンドが来る前に隅々まで掃除をしました」のように、普段より力の入った掃除をイメージできるのが、clean upです。

■clean out
cleanにoutがつくと、より徹底的な掃除動作を表現できるようになります。イメージとしては、掃除の後、そこから物がなくなったり、空っぽになる感覚です。My mother cleans out her closet every year end.は、「私の母は毎年、年末にクローゼットを空っぽにするくらい掃除をします」となり、断捨離する様子を表現できます。ここにoutがないと、クローゼット内を整理してホコリを払う程度の掃除になり、upを入れるとクローゼット内のスペース内の徹底的な掃除を意味するようになります。

■sweep・vacuum・mop
最後に掃除の手段をいくつかあげていきます。sweepは「掃く、掃き掃除をする」という意味の動詞。vacuumは「掃除機」という名詞と「掃除機をかける」という動詞です。mopはカタカナ語で「モップ」といわれる掃除用具の名詞であり、「モップ掛けをする」という動詞でもあります。We sweep the floor.「私たちは床を掃きます」のsweepを他の英単語に変えるだけで、「床に掃除機をかける」などとして使えます。例文を一つ覚えておけば、単語の入れ替えることでいろいろな掃除を表現できて便利ですね。

日本では「掃除といえば雑巾がけ」といっていいほど、雑巾がけは掃除の要です。小学校入学時にはマイ雑巾を準備するほどで、床掃除にも使うことがあります。ところが欧米では、床掃除はモップ掛けが一般的で雑巾はほとんど使いません。そのため、床掃除をする際の雑巾は、floor cloth「床用の布巾」と表現します。

このあたりは、裸足の生活を好み、清潔な床を大切にする日本の文化と、家の中でも靴を履いて生活をする外国との住環境の違いを感じさせますね。