COLUMN 英語コラム

「少し」を意味する英語表現

2019.10.10

物や動きの数・量、程度を表現できる「少し」という副詞や「少ない」という形容詞。この言葉は、日本語だと「少」という漢字を中心に使われています。では、英語だとどのように表現されるのでしょうか。英語の場合は、「少し」という意味を持つ表現は複数あります。それぞれ使い方が微妙に異なりますので、その違いを含めていくつかご紹介します。

■a few
a few は数えられるものと一緒に使います。「少しの本」なら a few books、「少しの時間」なら a few hours と表現します。a が必ずセットになることと複数形の名詞が使われることを覚えておきましょう。

I will bring a few books for the next holiday.「私は次の休暇に数冊の本を持っていく予定です」。なお、a が付かない few~は「ほとんど~ない」という意味になるので、注意が必要です。

■a little
a few と並んでよく使われる「少し」の表現が a little です。こちらは数えられない名詞と名詞以外に対して使われます。a few と同じく「少しの」という意味になります。My son has a little money in his wallet.「私の息子は財布に少しだけお金を持っています」。

また、a little は名詞以外にも使えるので、例えば He is a little busy on weekday.「彼は週日は少し忙しいです」のような使い方も可能です。こちらも a が付かないと「ほとんど~ない」という意味になります。

■slight
あまり耳にしないかもしれませんが、slightも「少し」と訳される英単語です。He always argues about a slight difference.「彼はいつも少しの(些細な)違いを論じます」や You seem to have a slight cold.「あなたは少し風邪気味なようです」のように、程度の少なさや軽さを表現するのにも使われます。

ここであげた a few・a little・slight を覚えておくと、幅広いシーンで活用できるので便利です。さらに、a little には bit を加えることで、「ほんの少し」という「少し」を強調した表現があり、日常会話でもよく使われます。I feel a little bit nervous when speaking English.と言えば、「私は英語を話す時、ちょっとだけ緊張します」という意味になり、英会話の場面でのドキドキを表現するのにも便利です。

また、相手の会話のスピ ードについていけない時には、Could you speak a little bit slower?「もう少しゆっくり話していただけますか?」と言えば相手にゆっくりと話してもらえますね。